ランナー界隈で有名なタビオ(Tabio)のソックス。
タビオは大阪に本社をもつ素材・機械・品質にこだわりを持つ靴下専門のメーカーです。
靴下専門ショップである「靴下屋」も展開しており、日本で一番有名な靴下メーカーでしょう。
そんなタビオが作っているため、当然随所にこだわりが見られます。
全部で5種類あり、競技内容に合わせて選択可能。
引用元:タビオ株式会社
私は【レーシングラン】と【レーシングラン・プロ五本指】を愛用していますので、今回はその2種類を紹介します!
レーシングラン
レーシングランはタビオのラインナップではベーシックなモデルです。
トラック競技からウルトラマラソンまで対応可能。
普段のジョグやLSDといった練習でレーシングランを使用しています。
価格はタビオのランニングソックスの中で一番お手頃なので、お試しモデルとして最適。
五本指タイプが苦手な方にもオススメです。
通気性
見えにくいですが、メッシュがあり通気性がよくあまりムレません。
生地は分厚過ぎず・薄すぎずといった感じです。
シューズとのフィット感に影響が出ますので、ここは大事なポイントですね。
また、給水速乾に優れたポリエステル繊維を使用しており、アンモニア類といった臭い対策も施されてます。
アーチサポート
土踏まずの部分に締めつけ加工が施されています。
このアーチサポートは特許取得済みです。
また、かかと面積を広くすることで足にフィットしやすくなりズレを軽減しています。
Yヒールといわれています。
滑り止め
滑り止めのシリコンラバーは摩耗する度にグリップ力が低下しますので、練習用とレース用での使い分けを推奨します。
こちらは約300㎞走った後の様子。
気になるのは滑り止めだけで、先端に穴が開いたりはしていない為、高い耐久性を持っています。
<利用者の感想>
生地が強く、長く履いていても擦れや破れが全くなく、色違いを3足持ってます!!!土踏まずの部分に締めつけ加工があり、脱げることもなく(流石スポーツ仕様)普段履きにも重宝しています。(30代 / 女性)
引用元:タビオ株式会社
走ってみた感想
滑り止めが効いているため、シューズ内部で足の擦れが気になるということはありません。
ただし、滑り止め加工が施されている箇所を中心に靴と密着し、滑りを防いでいるため、人によっては合わない可能性もあります。
レーシングラン・プロ五本指
対してレーシングラン・プロはトラックからフルマラソンまで対応可能。
よりレースに適応させたモデルなので、大会ではこのソックスを使用します。
レーシングランに比べ、生地が薄くなっています。
そのため、より素足に近い感覚でシューズを履くことができます。
実際、片足あたり約30%軽くなっているとのことです。
ソックス自体が元々軽いので、私にその差は体感できませんでした。
通気性
指の根元や足首のメッシュ部分が増えており通気性が向上しています。
ムレ防止に役立っており、快適に走れます。
アーチサポート
アーチサポートが搭載されており、レーシングランより機能が向上しています。
実際に履いてみるとより強い締め付けを感じることができます。
こちらの技術も特許取得済みです。
滑り止め
シリコンラバーはレーシングランと同仕様です。
<利用者の感想>
初マラソンの直前に2足、赤と黒を購入しました。足の指の並びが悪く、指の間や足の裏・側面などに皮の擦れが出るのでは?と藁をもすがる気持ちで購入したのですが、素晴らしいの一言!42kmを綺麗な足で完走することが出来ました。次も又同じモデルを買うつもりです。(40代 / 男性)
引用元:タビオ株式会社
走ってみた感想
レーシングランと異なり、足の指毎に滑り止め加工が施されているため、よりシューズとの摩擦を発生させやすくなっています。その結果、シューズとの一体感が強まったように思います。
追記:1000㎞以上走っても問題ありませんでした
レーシングランにて約300㎞走った時の状態を紹介しましたが、その後も同じソックスを利用し続けました。
まずは約300㎞走った後の状態はこちら。
続いては約1000㎞走った後の状態。
この通り素材自体はかなり擦れており、素肌が透けて見える状態です。
とはいえ、滑り止め自体も健在なので、もう少しは走れます。
おそらく1000㎞+αが寿命ということでしょう。
まとめ
【レーシングラン】、【レーシングラン・プロ五本指】共にAmazon・楽天市場でのレビューでも高評価を得ており、信頼性は非常に高いです。
価格は少しお高めですが、機能・耐久性に優れた製品なのでよかったら試して下さい。
今回は以上です。
ソックス以外のランニンググッズに興味がある方はこちらも併せてご覧下さい。
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