陸連登録を知っていますか?
陸連登録って何?
という人から
あれって学生の陸上部が入るやつでしょ!
といった認識の人など、陸連登録について詳しく知らない人の方が多いハズです。
今回はそんな人達向けに、陸連登録のメリット、デメリット、そして申請方法を紹介します。
陸上競技場での記録会だけではなく、マラソン大会でも様々な恩恵を受けられる陸連登録。
少しでも興味がある人は是非続きをご覧下さい。
陸連登録のメリット
まずはメリットから紹介します。
この通り、多くのメリットがあります。
公認レースでのタイムは公式記録として認定される
日本全国津津浦浦で開催されているフルマラソンやハーフマラソンの大会は、全て日本陸連が公認しているわけではありません。
公認を得るためには様々な条件をクリアする必要があるとされており、公認レースの数は限られております。
この数少ない公認レースに出場した際、陸連登録されていれば公認記録として認定されます。
マラソン大会のスタート時に前列ブロックで待機できる
公認大会で好記録を出したい人にとってはかなり魅力的ではないでしょうか?
マラソンのスタート時は必ずといっていいほど混雑します。
多くのランナーが好記録を出そうとスタートダッシュするため、なかなか前に進むことができません。
早く自分のペースに辿り着きたいのに、混雑しているため、スタート時に時間を費やしてしまうこともしばしば。
更に、焦って余計に体力を消耗した経験はありませんか?
そんな人にとって前列ブロックでのスタートは大きなメリットです。
そもそもマラソンランナーで陸連登録している人はかなり少ないため、前列ブロックには全然人がいません。
そのため、スムーズにスタートすることができますよ!
狙っているレースで【陸連登録=前列ブロックスタート】となっている場合、登録する価値は十分あります。
レースによってはスペシャルドリンクを準備できる
過去、柏崎マラソンやKIX泉州国際マラソンといったレースでは、陸連登録者にはスペシャルドリンクをエイドに預けられる特典がありました。
スペシャルドリンクといえば、実業団の選手が利用している、ランナー憧れの自分だけのドリンク。
ただ、実施しているレースはかなり少ないため、自身が出場予定の大会で用意されていればラッキー位の認識でいた方がよさそうです。
陸連登録者しか出場できない大会にエントリーできる
まあ、非常に限られたレースではあるんですが、
大阪国際女子マラソンや延岡西日本マラソン
が該当します。
今回、私が陸連登録した大きな理由は延岡西日本マラソンに出場するためです。
そもそも、陸連登録者しか出場できないなんて条件を設けたら出場者自体が集まらないため、こういったレースはかなり珍しいです。
陸上競技場での記録会に出場できる
「陸上競技場で?」
「ガチすぎる」
と思われるかもしれませんが、5000mや3000mが速くなるとスピードアップに繋がり、そのスピードはマラソンにも活かせます。
また、学生や記録向上に熱心なランナーが数多く出場しますので、その勢いに引っ張られて好記録を出しやすい点も魅力的。
モチベーションアップにも繋がりますので、個人的にはかなりオススメです。
もし、陸上競技場でのレースに少しでも興味があれば、こちらの記事も役に立つことでしょう。
陸連登録のデメリット
年間登録料金として数千円が必要です。
私が登録した宮崎陸上競技会では3,500円でした。
登録する競技会によって金額は異なりますので、「住んでいる地域+陸連登録」で検索してみて下さい。
そうすれば、すぐに金額は分かります。
陸連登録方法①(住んでいる地域の陸連経由)
先日、宮崎にて陸連登録を実施しましたので、その時のプロセスを紹介します。
まずは、宮崎陸上競技協会のホームページにアクセスします。
そして、「陸協登録と認知書の発行」をクリック。
申込みページに移動しますので、こちらで申込様式をダウンロード。
必要事項を明記し、事務局へメールで送付します。
その後、事務局から申請書を受け付けた旨と、登録料を指定の振込口座に入金するよう連絡が来ますので、その案内に沿って入金すれば完了です。
陸連登録方法②(RUNNET経由)
RUNNETで申込手続きを代行してくれます。
こちらのページより申込ページに移動可能です。
毎月13日締切で翌月登録が完了。
団体登録となっており、RUNNETでの登録地域が住んでいる地域と異なっている場合、登録料金が若干異なります。
私の場合、九州陸連団体登録に該当するため、RUNNETを経由すると4,000円必要です。
宮崎は3,500円なので、500円違います。
また、申請から登録完了までの期間も大きく違います。
今回、宮崎で登録したのですが、申請から完了まで3日間しかかかりませんでした。
RUNNET経由の場合、2週間~1ヶ月半必要とされています。
そのため、急いでいる人は住んでいる地域の陸上競技会に確認した方がいいかもしれません。
いかがでしたでしょうか?
手軽に登録できて、メリットもある陸連登録。
興味がある人は登録することをオススメします。
今回は以上です!
コメント
以前、青梅マラソンに参加した時、年配の陸連登録者が前の方にいて、ダメだよ、怪我のもと、自分の実力あった場所からスタートしないと、抜くのに2.3キロ掛かったかな。
コメントありがとうございます。
そうですね。
自身の実力に合ったスタート地点を選ぶことも大事だと思います。