最近、フルマラソンの記録が停滞しているな~
あまり走れる時間がないのよね~
手軽にトレーニングする方法ってないの?
そんなあなたに試して欲しいのが、今回紹介するエアロフィットです。
「エアロフィット?何それ?」
って思いますよね。
あまりメジャーな製品ではないため、そのような人も多いことでしょう。
ですが、この製品けっこうスゴイやつなんです。
デンマークの医療機器を製造する企業であるAMBU(アンブ社)が開発したもので、日本では雑誌ananやカタログ販売のディノス、海外でもForbesやOutsideといったメディアで取り上げられています。
AMBU(アンブ社)について詳しく知りたい人はこちらをご覧下さい。
で、このエアロフィットの特徴はズバリ!
呼吸筋を鍛えてくれる
というもの。
呼吸筋が鍛えられることで肺活量向上に繋がり、ランニング中の呼吸が楽になるとされています。
「本当に効果あんのか?」
と疑問を持ちつつも、
「マラソンの記録向上に使えるかも?」
と思い、来シーズンはサブエガ(2時間50分切り)を狙っていることもあり、試してみることにしました。
6月初旬に現品を入手し、約2ヶ月経過しましたので、使い続けて感じたことを紹介します。
少しでも興味がある人は続きをご覧下さい。
いつものごとく、メリットとデメリットから紹介します。
基本スペック
基本スペックは以下の通りです。
サイズ | 本体[アドバンス付]: 幅 7.7cm 長さ7cm 厚さ2.7cm 外箱:幅14.0cm 長さ8.5cm 高さ4.8cm |
重量 | 45g(本体:マウスピースを含む) |
素材 | ABS樹脂(本体)、シリコーン(バルブ)、TPE(マウスピース) |
製造国 | デンマーク(本体、マウスピース) |
販売価格
11,990円(税込)
これが最大のネックポイントです。
ランニングってトレーニングにお金が掛からない分、高く感じます。
お金が掛かるトレーニングの置き換えであれば、違った印象を持つんですけど… …
大きさ
けっこうコンパクトです。
手のひらに収まるサイズなので、収納には困りません。
使い方
こんな感じに使います!
オッサンの画像がイヤな方は公式ページで若い女の子が使っている様子をご覧下さい。
正面
横
※オッサンの写真をご覧頂きましてありがとうございます。実はこの写真、撮るのに苦労しました。
トレーニングはスマホアプリで実施します。
アプリ操作もかなり簡単です。
アプリを立ち上げた直後に、その日のトレーニングメニューが表示されます。
今回のメニュー(サークル)の内容が詳しく表示されますので、スタートを押したらトレーニング開始です。
ちなみに、【B】と【1】と表示されていますが、こちらは負荷を変更する際に使用するダイヤルです。
呼吸がラク過ぎるようでしたら、ダイヤルを回すことで負荷を高め、トレーニング効果を向上させることができます。
こちらはトレーニング中の画面です。
このように【息を吸う】と【息を吐く】を繰り返します。
今回は【息を吸う】と【息を吐く】の繰り返しでしたが、【息を止める】といったパターンも用意されており、トレーニング内容によって順番と時間が異なります。
これらパターンと負荷調整用ダイヤルによってかなりの負荷を掛けることもできますので、使い方によっては大きな効果を期待できそうです。
トレーニングが終了したら、分解後に水洗いして干します。
一番のオススメは洗面所で保管することです。
トレーニング後にスグ洗えますし、いやでもエアロフィットが目に入りますから半ば強制的にトレーニングできます。
2カ月間使用し続けて感じたこと
こちらが2ヶ月間のトレーニング履歴です。
6月
7月
ランニングした日には使用していません。
ランニングすることにより呼吸筋は鍛えられますからね。
※トレーニング履歴は日別に残っていますので、後程チェック可能です。
肺活量を数値で管理していないため、客観的な指標はなく感覚的にはなりますが、一定の効果はあったんじゃないかと思います。
日常的に呼吸筋に負荷を掛けているんだから当然と言えば当然かもしれません。
ちなみに、プロサイクリストが12週間トレーニングを実施したところ、開始時に3.5L(成人男性平均値)だった肺活量が6.0Lまで向上したというデータもあります。
こちらがそのデータです。
感覚値だけではなく、具体的なデータもありますので、一定の効果は期待できます。
というか効果出てもらわないと困ります。
なんだかんだいって合計6時間近くはトレーニングしてますからね。
あと、使ってみると分かりますが、けっこう苦しいです… …
他の作業をしながら使ったこともありますが、かなり苦しくなったので、途中でトレーニングを中断したほどです。
1回5~10分なので、非常に手軽なんですが、
呼吸筋への負荷はそこそこ強め
と感じました。
まあ、効果を出すためにある程度の負荷が必要ということでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
メリットとデメリットを再掲します。
結論としては、
記録が伸び悩んでいる人、トレーニングする時間が確保しにくい人にオススメ!
私の経験上、記録が伸び悩んでいるのであれば、これまで取り組んだことのない方法を試した方が記録向上に繋がっています。
ヴェイパーフライやメタスピードスカイなどの厚底カーボンモデルを取り入れること同様、記録向上のための投資といった考え方もできますしね。
また、ランニングと違って5分~10分しか時間を要しないため、トレーニング時間を確保できない人にもピッタリ。
とはいっても、ランニングをしないと脚力は低下してしまいますので、週に1,2回ランニングを置き換える程度の認識でいた方がよさそうです。
その一方、記録が伸びているのであれば、試さなくてもいいと思います。
伸びている間はその方法が合っているので、無理に新しい方法を取り入れず今のトレーニングを継続しましょう。
※商品受領日の翌日から45日以内であれば、返品受付もしてくれていますので、手軽に試せますよ!
今回は以上です!
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