初めてマラソン大会に出場してから10数年が経過。
楽しく走り続けてきましたが、ここ最近ある問題が発生しています。
それは、
マラソンに関する出費が増えているということ
「大会参加費が上がったので、出場する回数を減らそうと思う」
や
「厚底シューズ高過ぎる」
といった声が聞こえてきますので、当然といえば当然でしょう。
私自身気になっていましたので、以前呟いたところ、いろんな方に共感してもらえました。
やはり、切実な問題ということですね。
経済は徐々に成長していますので、物価の上昇自体は自然な流れですが、マラソン関連費用の上昇率はその比ではありません。
代表的なところでいいますと、大会参加費用とシューズ代が挙げられます。
遠方の大会に出場するために掛かった費用を合計してみたら
「10万円以上掛かっていた」
なんて人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、マラソンに関する費用情報と今後の傾向についてまとめてみました。
マラソンを続ける人にとって他人事ではない情報盛り沢山となっていますので、是非チェックしてみて下さい!
マラソン大会のエントリー費用は20,000円が普通に?
エントリー費用高騰のニュースを見たことはありますか?
このように各メディアで掲載されています。
マラソン大会に出場したいと思っていても、
「エントリー費用が値上がりしたので、めっちゃ悩む」
といった人も多いハズ。
それもそのはず、ここ最近いろんな大会のエントリー費用が値上がりしています。
値上がりしていない大会の方が珍しいといっても過言ではありません。
高過ぎると思っていた
10年前の東京マラソンエントリー費用:10,000円について
「普通かな」
と感じるようにも。
(10,000円自体は高額ですが、最近のエントリー費用を比べた場合にそう感じているだけです。)
マラソンを5,000円以下でエントリーしていた頃を懐かしく感じます。
ちなみに、この「掛川・新茶マラソン」も4,500円から8,000円に値上がりしています。
地方の大会は比較的安い傾向にありますが、それでも10,000円に近い金額です。
先程紹介した記事では「20,000円が当たり前に?」と掲載されていますが、近い将来そうなることでしょう。
海外の有名な大会では、20,000円を超えているのが当たり前。
- ベルリンマラソン:150€(21,000円)
- シカゴマラソン:230$(32,200円)
- ボストンマラソン:255$(35,700円)
※€=$=140円をベースに算出。
上記の通り、どの大会も20,000円を超えています。
日本の大会も価格高騰中。
- 東京マラソン:23,300円
- 大阪マラソン:17,200円
- 神戸マラソン:16,200円
※いずれも2023年大会の参加費用
2023年の東京マラソンにはPCR検査費用(6,800円)が含まれていたため、20,000円をオーバーしています。
いずれにせよ、都市型マラソンは1万円台後半と2万円に迫る勢いです。
更に、現在のマラソン大会は主に協賛金と自治体からの補助金で成り立っている状況につき、経済悪化による協賛金減少等が発生した場合、再び値上げするかもしれません。
ちなみに、大会の運営費用について分かりやすい資料を発見しましたので、より詳しく知りたい人はこちらのURLをクリックしてご覧下さい(一般財団法人東京マラソン財団が発行している資料です。)
https://onetokyo.org/img/pc/images/pdf/20180918_about_TokyoMarathon_fee.pdf
とはいえ、収支の規模や割合は大会によって異なりますので、全ての大会が20,000円以上になるのではなく、現在の参加費用をベースに徐々に値上がりしていくものと考えられます。
シューズも20,000円以上が当たり前になってきた
「20,000円以上のシューズを見ても驚かなくなった」
「厚底カーボンタイプのシューズだったら普通だよね」
と、20,000円以上のシューズが市民権を得ているように感じます。
その影響でしょう。
以前は高いと感じていた10,000円前後のシューズを見ても、特別高いと思わなくなりました。
人間って慣れるものですね。
キッカケをつくったシューズとして有名なヴェイパーフライの発売当初は
「高過ぎて買うわけない」
「プロや実業団のためのシューズ」
と考えていました。
ですが、世界記録を保持しているキプチョゲ選手をはじめとした海外トップ選手によるPR活動。
更に、数年前の箱根駅伝ではほとんどの選手がヴェイパーフライを履いて走る等、話題に事欠かないシューズとして注目を集め続けました。
その後、アルファフライやアシックスのメタスピードシリーズなど他の厚底カーボンシリーズも20,000円以上台で発売されるようになり、その価格が当たり前になりつつあります。
当然、厚底カーボンタイプじゃないと走れないわけではありませんが、ランナーはより速い記録を求める傾向にありますので、記録のために厚底カーボンに手を出す人が多い印象です。
私はメタスピードスカイシリーズに手を出してしまいました。
その他の諸費用も上昇している!
大会費用やシューズ価格が目立っていますが、その他の費用も上昇しています。
その筆頭は宿泊費用。
特に都心のホテルは値上がり傾向にあります。
コロナが落ち着いてきた影響もあり、価格高騰中です。
また、車で移動する場合はガソリン料金の値上げも挙げられます。
更に大会後の飲食代金の上昇等も含めたら、かなりの負担増です。
まとめ
今後もマラソン関連費用は増え続けると想定されます。
そんなわけで、マラソンを楽しむためにもお金稼ぎも頑張りましょう。
今回は以上です!
少しでも費用を抑えたいあなたは、コチラの記事もチェックしてみて下さい。
リーズナブルなシューズを紹介しています!
コメント
大会費用は高額すぎです。小さな大会を実施していますが、例えば、月例大会(ハーフからウルトラ)は千円、100kmラン:100km三千円、65km二千円 、ジャーニーランランは1日二千円です。
儲けようと思わなければ、この程度の参加費で十分実施出来るはずです。
コメントありがとうございます。
大会の規模・場所によって大きな差が発生していますね。
ご指摘されている額に近い参加費で運営されている大会もありますし、その倍以上の大会も多数存在。
実際「高いな~」と感じています。
ただ、協賛金で成り立っている点を考慮しますと、この金額を受け入れざるを得ないと考えます。