ある祝日、いつもと違うコースを走ろうと車で阿波岐原まで移動。
シーガイアリゾートも近くにある景観が素晴らしいエリアである。
いつものごとくシーガイアに駐車して走り始めようとしたところ、ランニング用パンツがないことに気付いた。
「マジか~」
今履いてるパンツで走れなくもないが、ランニング後に汗をかいたパンツで過ごすのは嫌だったので、近くにあるイオンモールで購入することとした。
厳密にいうとスパッツを履いていたので、そのまま走れなくもないが、羞恥心には勝てなかった。
あのモッコリした感じがどうも苦手だ。
まあ、誰も見ていないので気にする必要はないんだが。なんとなく。
スポーツショップに入り、大好きなアシックスのパンツを探したが、全然見つからない。
別メーカーでオシャレなパンツを見つけたのだが、約1万円とけっこう高い。
さすがに1万円はムリなので、もう少し安いパンツがないのか物色を続けること約1時間。
「やばい。物色し過ぎて走る時間がなくなってきた」
少しずつ焦り出す中、知らないメーカーの格安パンツを発見した。
「もうこれでいいや!」
と思った瞬間に庶民の味方であるユニクロの存在に気付く。
「そういえば、イオンにはユニクロあったっけ?」
案内図をチェックしたところ、ビンゴ!
さっそく覗いたところ、スポーツウェアコーナーで良さげパンツを発見した。
その名も【ドライEXショートパンツ】
お値段はなんと、1,990円。
サラサラした肌ざわりといい、伸縮性の高さといい購入することを即断した。
こんなパンツ。
どうでもいい話だが、ついでに日常使いの靴下なども購入してしまったので、合計で8,000円弱のお支払い。
お手頃だと思ってつい手を出してしまう。
完全にユニクロの戦略にハマった格好である。
話をランニングパンツに戻そう。
パンツを購入後に再びシーガイアへ移動。
駐車場でいそいそと着替えて、購入したパンツで早速走ったところ、
快適の一言。
キロ6分からスタートし、途中キロ4分まで上げてみた。
全然平気。
平気じゃないのは自分の心肺ぐらい。
単独で向かい風を受けながらのキロ4分は想像以上にキツかった。
キロ4分で5㎞を予定していたが、キロ4分5秒。
なんともいえない結果。
その後、ダウンも入れて合計15㎞を走り切った。
ちなみに、さきほどは【ドライEXショートパンツ】をべた褒めしたが、記録を狙いに行く場合にはアシックスやナイキといったスポーツメーカーのランニング用パンツの方が当然優れている。
こんなやつ。
生地自体の薄さが違うし、走りやすい構造設計、マルチポケットなど走ることに特化したパンツだからだ。
まあ、ユニクロ自体が万人向けアパレルメーカーなので、こういった感想を持つのは当然といえば当然である。
ランニング終了後、車での移動中にVoicyを聞いていたところ、メンズファッションバイヤーのMB氏がユニクロの戦略について説明していた。
品質が神レベルでありながらも格安である理由は、同じ製品を極限まで大量に製造しているためだそうだ。
ユニクロが本気を出してランニング用パンツを作れば、非常に高機能な製品ができるに決まっているが、そういった製品を購入するターゲット数は決まっている。
そう、ランニング中毒者ランニング愛好者のみである。
そんな少数を相手にしていたら今の価格は維持できないため、マス層をターゲットにするべく、いろんなスポーツに使える製品に仕上げている。
今回購入したパンツも【ドライEXショートパンツ】という名称で、ランニングのラの字も載っていない。
ユニクロのホームページにも【いろいろなシーンに使えて便利】とだけ記載。
さすがは世界のユニクロ、販売ページの細かな説明にまで戦略が反映されている。
【結論】
これまではスポーツウェアを購入する際、スポーツメーカー品のみチェックしていたが、練習用であれば、ユニクロでもOK!
補足
ポケットの横にジップ付きポケットが設置されていることを発見。
マルチポケットもカバーしつつある。
さすがユニクロ。
ユニクロのよいしょ記事に寄ってしまったが、ユニクロ製スポーツウェアの特徴を理解頂けたと思う。
興味があればお近くのユニクロに足を運んでほしい。
追記
ドラム式洗濯乾燥機で乾燥しても大きな問題はなかった。
少し縮んだぐらい。まあ、気にする人は気にするかもしれない。
※ユニクロは推奨していないので、試す人は自己責任でお願いします。
今回は以上です!
パンツ以外に興味があればこちらへどうぞ!
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