無理せず楽に走りたい人にピッタリのシューズといえばアシックスのENERGY SAVING SERIES。
このシリーズはメタライド、グライドライド、エボライドの3種類ラインナップがあり、足を前に運ぶ「走行効率」と、「高いクッション性」をバランスよく取り入れたモデルとしてグライドライドは開発されました。
実際に履いてみると分かりますが、足を前に運ぼうとした際にコロンと推進することで、楽に走ることが可能です。
今作ではミッドソールに新素材であるFF BLAST+が採用されることで、前作よりも軽量化、更にバウンス感のある反発力を実現。
また、足全体をソフトに包み込んでくれる高いフィット感により快適に走ることができます。
今回はそんなグライドライド3を実際に履いて、走ってみた感想をを紹介します。
是非チェックして購入する際の判断材料にしてみて下さい。
まず、メリットとデメリットはこちらになります。
続いてデメリットです。
詳細を知りたい方は続きをご覧下さい。
基本スペック
基本スペックは以下の通りです。
製造国 | ベトナム |
素材 | インナーソール:合成樹脂(ORTHOLITE)/取り外し式 |
サイズ | 23.0,23.5,24.0,24.5,25.0,25.5,26.0,26.5 |
幅 | STANDARD |
アッパー素材 | 合成繊維・合成樹脂 |
アウター素材 | ゴム底 |
外観
上からの見た目
横からの見た目
横からの見た目(反対側)
かかと部の見た目
かかと部の見た目(内側)
アッパーの見た目
通気性に優れたやわらかいエンジニアードメッシュアッパーが採用されています。
シュータンの見た目
この通り、シュータンは少し厚めです。
アウトソールの見た目
販売価格
17,600円(税込)
11月13日時点、Amazon・楽天では12,000円前後で購入可能なショップも出てきました。
サイズやカラーによっては売り切れている場合がありますので、ご留意ください。
重量
265g(26.5cm)
グライドライド2(290g)より20g以上も軽量化されています。
そのため、前作のネックポイントである重量問題も解決。
新素材のFF BLAST+が大きく貢献していると推定されます。
サイズ感
STANDATDタイプであれば、ゲルカヤノ28やノヴァブラスト2といったモデルと同じサイズ感です。
WIDEタイプもラインナップされているため、足が幅広の人にも対応しています。
フィット感
アッパーに採用されているエンジニアードメッシュや厚めのシュータンだけではなく、クッション性のある足底部の素材により、足全体をソフトに包み込んでくれます。
ソフトな質感を求める人であれば、一度は履いてみる価値ありです。
耐久性
アウトソールにAHARPLUSが採用されております。
AHARPLUSはアシックスで通常使用されているラバーと比較して、約3倍の耐摩耗性を実現とされており、高耐久性を期待できます。
ゲルカヤノ28でも同素材が採用されており、900㎞以上走っても問題ありません。
興味がある方はこちらの記事をご覧下さい。
クッション性
ミッドソールに新素材のFF BLAST+が採用されており、高いクッション性を実現。
特にかかと部から中足部にかけたクッション性が非常に高いため、かかとから接地するヒールストライクの人にはピッタリです。
クッション性が高いといってもフワッとすぐに衝撃を吸収してくれる感じではなく、ゆっくりと受け止めてくれるため、ゲルカヤノ28と近い印象を持ちました。
反発力
FF BLAST+によりバウンス感のある反発力を体感できます。
接地後、ガイドソールによりコロンと転がった後に中足部(足の指根本付近)から反発力をもらい、グイグイ進むことが可能です。
ジョグして感じたこと
5分30秒/kmを目安にして走ったところ、コロンとした足運びが楽しくスイスイ走ることができました。
軽量化されているお陰で、スピードを出しやすく5分/km前後までスムーズに加速。
ガイドソールによる走行サポート機能もあり、そのペースを楽にキープできます。
同じライドシリーズのエボライド3よりも重量感はありますが、ガイドソール機能による補助はグライドライド3の方が高いため、ジョグ目的であれば本モデルの方が向いているかもしれません。
スピードを求めるペース走のような練習であればエボライド、といった使い分けもオススメです。
サブ3.5~サブ4を目指す人にオススメ
ジョグをして感じた通り、5分30秒~5分/㎞を楽に走れるため、サブ3.5やサブ4を目指す人にピッタリ。
ガイドソールによる走行サポート機能と、軽量化によりスピードを出しやすくなっている点からもキロ5分台を必要とするランナーをサポートしてくれるでしょう。
当然、キロ6分台や7分台でも活躍してくれると思いますが、スピードを出しやすい特徴を持っている点からもサブ3.5やサブ4を目指す人に特にオススメです。
一方、キロ4分前半で走る場合はもう少し軽いシューズがいいかもしれません。
キロ4分までスピードを上げていく際、若干ですが重たい感じがしました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
メリットとデメリットを再掲します。
続いてデメリットです。
前作であるグライドライド2に対してミッドソールが変更されたことにより軽量化、反発力の向上、とよりスピードを出しやすいモデルへと生まれ変わっています。
ただし、ガイドソールテクノロジーによるサポート機能が合わない人もいると思われますので、一度は試着してみることをオススメします。
近くのスポーツショップに在庫が無い場合や行くのが面倒な人は、Amazonの試着サービスであるPrime Try Before you buyを利用して一度試してみるのもありです。
グライドライド3の商品ページにある「prime try before you buy」マークの左側をクリックすると、7日間の無料お試しを選択できます。
今回は以上です!
シューズを比較検討してみたい人は以下の記事がオススメです。
アシックス製ランニングシューズの特徴をまとめていますので、手軽にチェックできます。
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