アシックス製ランニングシューズにおける格安モデルとして有名なJOLTシリーズの最新作を紹介します。
その名もJOLT4。
定価は5,500円(税込)と他のシューズよりも圧倒的に安い部類に入ります。
最近、シューズの価格が上昇しており10,000円どころか20,000円台が当たり前になりつつありますが、そのようなシューズとは一線を画す価格といえます。
まあ、シューズの性能が違うため、当たり前かもしれません。
実際にゲルカヤノやGT-2000といったモデルと比較しますと、履き心地が全然違いますからね。
とはいえ、ランニングを継続できるか不安な人にとっては、手軽に購入できるエントリーモデルとしておすすめ。
継続できない可能性を考慮すると、お試し品として安いモデルを購入した方が金銭的リスクは減りますからね。
今回はそんなJOLT4について詳しくレビューします。
少しでも興味のある方は是非続きをご覧下さい。
早速ですが、メリットとデメリットを下記します。
基本スペック
基本スペックは以下の通りです。
製造国 | ベトナム |
素材 | 合成樹脂(ORTHOLITE)/固定式 |
サイズ | 22-29, 30, 31-32 |
幅/ラスト | EXTRA WIDE |
アッパー素材 | 合成繊維・人工皮革(合成皮革) |
アウター素材 | 合成繊維・人工皮革(合成皮革) |
備考 | ヒール高:31.5 |
外観
上からの見た目
横からの見た目
横からの見た目(反対側)
アッパーの見た目
アウトソールの見た目
かかと部の見た目
かかと部の見た目(内側)
シュータンの見た目
販売価格
価格:5,500円(税込)
JOLT3は定価が4,950円(税込)でしたので、約500円UP。
最近のアシックスは一部モデルを値引きすることで価格競争力を高めていますが、このモデルはそういった動きとは逆に値上げされております。
元々の4,950円(税込)自体が安すぎたのかもしれません。
とはいえ、シューズメーカーが販売するランニングシューズの中では格安の部類に入ります。
そのため、シューズにあまりお金を掛けたくない方にはオススメです!
現在、楽天やAmazonでは4,000円前後で購入可能。
かなりお買い得になってきておりますので、来シーズンに向けた練習用に試してみてもいいかもしれませんね。
重量
260g (26.5cm)
JOLT3が275gでしたので、15g軽量化されております。
標準的な重量とはいえ、ありがたい改良ですね。
サイズ感
幅はEXTRA WIDEのみ展開されております。
通常STANDARDタイプを履いているため、若干ゆとりを感じます。
とはいえ、シューズ内部でズレが発生しやすいということはなく、気持ち余裕があるレベルです。
少し緩く感じるようであれば、靴紐で調整できますので、そこまで気にする必要はないと考えます。
もし、サイズについて気になる方はこちらでご確認下さい。
アシックスのアプリにて測定が可能なので、自身に合うサイズ感を確認可能です。
耐久性
前作とアウトソールのカラーリングは異なっておりますが、AHARといった表記は見られなかったため、通常のゴム底(ソリッドラバーアウターソール)と想定されます。
そのため、AHARのような高い耐久性は期待できません。
とはいえエントリーモデルであるため、AHARのような耐久性は必要ないのかもしれませんが… …
クッション性
前作同様けっこう硬めなので、柔らかいクッショニングを好む人には向いていません。
それもそのハズ。
この通り、高機能モデルと比較するとミッドソールの層構造が全然違います。
ただし、踏み込んで蹴り出す瞬間は前作より柔らかくなっている気がします。
アウトソールのフレックスグルーブ(屈曲溝)配置変更の影響を受けているからでしょう。
上記の比較写真を見ると分かりますが、前作からフレックスグループが変更されております。
グリップ力
前作同様グリップ力は悪くありません。
アウトソールでしっかりと地面を掴んでくれるため、地面を蹴って走る感覚を味わいたい人に向いています。
フレックスグループによる適度な柔軟性も良い影響を与えているものと想定されます。
走ってみて感じたこと
最初はクッション性が硬いことが気になりましたが、走り続けるうちに違和感は無くなりました。
標準的な重量ですし、なにより蹴り出す際に感じる柔軟性が向上しているため、前作より走りやすくなっています。
通常のジョグ(5分30秒/km)で走りましたが、スムーズに走り続けることができました。
ペース走やインターバル走といった練習には向きませんが、エントリーモデルとして購入するのであれば特に問題ありません。
走り始めていきなりハードな練習はしませんからね。
アシックスのホームページ上でも
より快適なランニングやウォーキングをサポートするために設計
引用元:株式会社アシックス
と記載されておりますので、ハードなトレーニングは想定していないハズです。
まとめ
メリットとデメリットを再掲します。
前作同様クッション性が硬いことは気になりますが、フレックスグループ変更により走りやすくなっています。
更に軽量化といった改善点も考慮すると、前作で感じた「必要最低限の機能を有しているエントリーモデル」からは、明らかにレベルUPしているといっても過言ではありません。
とはいえ、高機能モデルと比較すると物足りない感はありますので、検討中の方は比較検討することをオススメします。
少しでも気になる人はスポーツショップでの試し履き、もしくはAmazonの prime try before you buyでお試しできますので、不安な人は一度試してみるのもありです。
今回は以上です!
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