「コロン」とした独特な感覚で走れるアシックスの「ENERGY SAVING SERIES」。
今回紹介するエボライド3はこのシリーズの1つであり、軽く、コスパの高いモデルです。
フルマラソンでいいますと、
- 完走して次のステップへ挑戦したい人
- ペース走といった速めのペースで走る練習に活用したい人
にピッタリなモデル。
そんなエボライドの3代目が発売されましたので、実際に履いて感じたことを紹介します。
エボライドには初代からお世話になっており、現在は2代目を練習に使用しています。
2代目とどう違っているのかも併せてレビューしていきますので、エボライド2とエボライド3の違いが気になっている人も是非チェックしてみて下さい!
では、いつものごとくメリットとデメリットを紹介します。
続いてデメリットはこちらです。
詳細が気になる方は是非続きをご覧下さい!
基本スペック
基本スペックは以下の通りです。
製造国 | ベトナム |
素材 | インナーソール:合成樹脂(ORTHOLITE)/取り外し式 |
サイズ | 24.5,25.0,25.5,26.0,26.5,27.0,27.5,28.0,28.5,29.0,30.0,31.0,32.0 |
幅/ラスト | STANDARD |
アッパー素材 | 合成繊維・合成樹脂 |
アウター素材 | ゴム底 |
外観
上からの見た目
横からの見た目
横からの見た目(反対側)
かかと部の見た目
かかと部の見た目(内側)
アッパーの見た目
アウトソールの見た目
シュータンの見た目
このようにシュータンが薄くなっています。
そのため、分厚いシュータンを好む人には不向きです。
販売価格
11,000円(税込)
8月4日時点、8,000円~9,000円(税込)で購入可能ですが、在庫数が減ってきております。
希望するサイズやカラーがない場合もありますので、最新モデルのエボライドスピードを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
チェックしてみると分かりますが、販売価格もあまり変わりません。
重量
200g(26.5㎝)
前作との最大の違いはこの重量でしょう。
45g軽量化されていますので、履いてみると「軽っ」と感じられるほど。
通常の場合、軽量化されたといっても10g程度が多いため、今回のような大幅な軽量化は珍しいケースです。
アシックスの公式情報によると、シュータンを薄くしたこと及び、アッパーのメッシュ目を大きくしたことが軽量化の要因とのこと。
サイズ感
幅はSTANDARDとEXTRA WIDEの2タイプがラインナップされていますので、足の幅が広い人も試せます。
STANDARDタイプは前作のエボライド2やゲルカヤノ28といったモデルと同じサイズ感です。
もしサイズ感が気になる人はAmazonの「prime try before you buy」で試着してみて下さい!
7日間無料で試着できますので、サイズや色を試してみたい人にオススメです。
フィット感
足全体をソフトに包み込んでくれる履き心地を実現しています。
柔らかすぎず、硬すぎずといった感じの標準的なフィット感です。
シュータン変更により、足の甲に対するフワフワ感は前作よりも落ちているように感じます。
耐久性
アウトソールにAHARPLUSが採用されているため、耐久性には期待が持てます。
AHARPLUSはアシックスで通常使用されているラバーと比較して、約3倍の耐摩耗性を実現したといわれている特別な素材です。
ゲルカヤノ28でも同素材が使用され、900㎞程走った後でも問題なく走れています。
1100㎞を超えてようやく剥がれが見え始めたところです。
アウトソールがどの程度摩耗しているのか詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧下さい。
クッション性
ミッドソールにはFLYTEFOAMが採用されており、高いクッション性を実現しています。
かかと部から中足部の前方(親指の根元)あたりまで分厚いミッドソールが搭載されているため、かかとで接地するヒールストライクや中足部で接地するミッドフットの人には特にオススメです。
反発力
反発力は前作と大きく変わらないように感じます。
FLYTEFOAMによりそこそこ高い反発力を得られます。
本モデルは「コロン」と推進できる走行サポート機能を備えており、コロンとした直後の蹴り出すタイミングに反発力を軽くもらう感じですので、特別強い反発力は不要なのでしょう。
走ってみて感じたこと
5分30秒/km~6分/kmでジョグしたところ、ガイドソールのお陰でスイスイ走ることができました。
走行サポート機能が搭載されているおかげで、自然と前に進めます。
更にエボライド3では軽量化も実現していますので、スピードを出しやすい点も非常に魅力的です。
前作では4分/㎞前後のペース走を楽に走れておりましたので、エボライド3は更に楽にスピードを上げることができます。
45g軽量化の恩恵はそれだけ大きいということですね。
エボライド2との比較
最大の違いは既に記載している通り、軽量化されている点です。
見た目がどう変わったのか気になる人も多いかと思いますので、比較していきますね。
まずは横の見た目からです。
エボライド3のソール部が若干分厚いように見えます。
続いて、かかと部の見た目はこのようになっております。
かかと部を見ても分かる通り、エボライド3のソールが少し分厚いようですね。
まあ、エボライド2はそこそこ履き込んでいるため、変形している可能性も否めませんが……
3点目は先端の見た目の比較です。
エボライド3の先端の方が若干高いようです。
4点目はシュータンの比較です。
シュータンは厚さが全然違います。
エボライド2が厚めに対して、エボライド3は薄めのため、履いた瞬間に違いを感じられます。
ここは好みの問題なので、どちらがいいのかは人によりけりですね。
最後にアウトソールの比較です。
正直なところ、違いは分かりません。
素材も同じで、形状における違いを発見できなかったからです。
とはいえ、アウトソールの素材であるAHARPLUSはゲルカヤノ28で1000㎞以上走っても問題ありませんでしたし、エボライド2でも600㎞以上走破しましたが、今も現役です。
エボライド2の状態に興味がある人はこちらのページもご覧下さい。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
メリットとデメリットを再掲致します。
ミッドソールに搭載されているFLYTEFOAMにより高いクッション性を備えておりますので、足への負荷が少ない点が魅力的。
エボライド3は、ガイドソールによる走行サポート機能を継続しながら、さらなる軽量化が実現されたモデルです。
このため、スピードを必要とするインターバルやペース走などの練習にも適しています。
耐久性や走行効率の向上により、多くのランナーにおすすめできるランニングシューズに進化したともいえるでしょう。
ただし、個々のランナーの足型や走行スタイルによっては、クッション性が物足りないと感じる場合もあるため、試し履きを行い、適切なシューズを選ぶことも重要。
気になる人はスポーツショップでの試し履きや、Amazonの「prime try before you buy」で試してみましょう。
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今回は以上です!
その他のシューズと比較検討してみたい人は以下の記事もご覧下さい。
アシックスのシューズを一覧にてまとめていますので、簡単にシューズごとの特徴をチェックできますよ!
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