健康管理の一環でランニングを始めようとしたとき、最初にシューズを購入すると思いますが、簡単には決められないですよね?
アシックスのランニングシューズを購入したいんだけど、種類が多すぎてよく分からない。
シューズごとの特徴をまとめてもらえると、助かるんだが……
そんな悩みを持っている人向けに、アシックスのシューズについて、それぞれの特徴をまとめました。
全ての人が気になるであろうクッション性、反発性や重量などをシューズごとに整理しています。
ランナーごとに欲しいシューズのタイプは異なりますので、このシューズまとめを活用すれば、簡単に自身に合ったモデルを発見できるはずです。
今回は以下の6点について検証を行いました。
- クッション性
- 反発性
- 重量
- サイズ感
- グリップ力
- その他
シューズを選ぶ際のポイントとして、ランニング初心者の人はクッション性が高いモデル、スピードを出したい場合には軽量かつ反発性が高いモデルをオススメします。
メタスピードスカイ
項目 | 評価 |
---|---|
クッション性 | 非常に高く、少しふわっとした印象。 踏み込んだ後にすぐ反発するため、沈み込むといった感じではない。 |
反発性 | 非常に高い。 前足部とかかと部との差があまりない点、カーボンプレート、そして「FF BLAST TURBO」が反発性を高めている要因と考えられる。 |
重量 | 182g(26.5㎝) |
サイズ感 | ゲルカヤノ27、28やターサージール6の同サイズと変わらない。 |
グリップ力 | そこそこ強い。 靴底には「ASICSGRIP(アシックスグリップ)」が採用されており、さまざまな路面コンディションでも使用可能。 |
その他 | アシックスの厚底高反発モデル。 高いクッション性と反発性を併せ持つが、履きこなすためのトレーニングが必要となるランナーを選ぶシューズでもある。 |
詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
メタスピードエッジ
項目 | 評価 |
---|---|
クッション性 | 非常に高く、少しふわっとした印象。 |
反発性 | 非常に高い。 ただし、推進力が弱まると高反発が「前」ではなく「上」に作用するため、フォームが安定しなくなる可能性がある。 |
重量 | 188g(27.0㎝) |
サイズ感 | ターサージール6スリムの同サイズと変わらない。 VAPORFLY NEXT%を履いている場合には0.5㎝大きい方がいいかも。 |
グリップ力 | そこそこ強い。 メタスピードスカイ同様、靴底には「ASICSGRIP(アシックスグリップ)」が採用されており、さまざまな路面コンディションでも使用可能。 |
その他 | アシックスの厚底高反発モデル。 メタスピードスカイと異なり、8㎜あるドロップ※がピッチ走法に効果的に働いてくれる。 ※ドロップ=「シューズのかかと部の高さ」ー「つま先部の高さ」 |
詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
ゲルカヤノ28
項目 | 評価 |
---|---|
クッション性 | 高い。 GELを活用したクッショニングにより、ゆっくりと衝撃を受け止めてくれる印象。 |
反発性 | そこそこ高い。 ミッドフットのように前足部を活用した接地の場合、高い反発性を感じられる。 |
重量 | 295g(26.5㎝) |
サイズ感 | ゲルカヤノ27と同じサイズ感。 |
グリップ力 | そこそこ強い。 高耐久アウトソール材質で有名なAHAR PLUSが採用されており、あらゆる路面で使用可能。 |
その他 | アシックスの定番ランニングシューズ。 高いクッション性や走行安定機能など優れた性能を持っているため、万人にオススメ。 唯一気になる点は295gとそこそこ重量感があること。 |
詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
エボライド
項目 | 評価 |
---|---|
クッション性 | そこそこ高い。 |
反発性 | そこそこ高い。 |
重量 | 245g(26.5㎝) |
サイズ感 | ゲルカヤノ28やメタスピードスカイと同じサイズ感。 |
グリップ力 | そこそこ強い。 高耐久アウトソール材質で有名なAHARが採用されており、あらゆる路面で使用可能。 アウトソールの前足部とかかと部がそれぞれ分厚く強化されているため、フォアフットでもヒールストライクでも対応してくれそうな構造になっている。 |
その他 | ガイドソール(つま先にいくほど反り上がる形状)により重心が自然と前へいく構造になっており、ころんと転がる感覚で進むことができる。 5,000円以下でも入手可能なコスパに優れたモデルなので、練習用として最適。 |
詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
ターサーエッジ3
項目 | 評価 |
---|---|
クッション性 | そこそこ高い。 ミッドソールに使用されているFlyteFoamが前作よりも若干厚くなっているため、更にクッション性が向上している。 |
反発性 | 高い。 FlyteFoamが高い反発力にも大きく貢献している。 |
重量 | 200g(26.5㎝) |
サイズ感 | ゲルカヤノ28やメタスピードスカイと同じサイズ感。 |
グリップ力 | 強い。 ターサーシリーズ定番のグリップ力は健在。 地面を掴んで推進していく感覚を味わえる。 |
その他 | ターサーシリーズの特徴を残しながらも、より万人向けモデルへシフトチェンジしたように感じられる。 クッション性が高まっているため、「ターサーシリーズ=薄底だからちょっと……」という人にも試して欲しい。 |
詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
ノヴァブラスト2
項目 | 評価 |
---|---|
クッション性 | 高い。 かかと部から親指下周辺までのエリアで、高いクッショニングを感じる。 |
反発性 | 高い。 FF BLASTと特殊形状の組み合わせにより、ポンポンと跳ねるような反発性を実現。 |
重量 | 270g(26.5㎝) |
サイズ感 | ゲルカヤノ28やエボライドと同じサイズ感。 |
グリップ力 | そこそこ強い。 アウトソール中足部の面積を拡大させることで安定性を向上させている。 また、高耐久のアウトソール材質で有名なAHAR Plusが採用されており、あらゆる路面で使用可能。 |
その他 | 高いクッション性に走行サポート機能などを備えたハイスペックモデル。 価格は少し高いが、日常使いできるデザイン性も踏まえると、コスパは悪くない。 |
詳しく知りたい方はこちらをご覧下さい。
グライドライド2
項目 | 評価 |
---|---|
クッション性 | 高い。 ミッドソールにFlyteFoamが採用されており、高いクッション性を実現。 |
反発性 | そこそこ高い。 FlyteFoamとFlyteFoam Propelでプレートを挟み込む構造が反発性の高さに貢献している。 |
重量 | 290g(26.5㎝) |
サイズ感 | WIDEタイプであるため、ゲルカヤノ28やノヴァブラスト2といったモデルよりも足幅が若干広い。 ただし、走っている最中に気になるほど広くはない。 気になる場合は紐を少しきつめに結ぶことで解決可能。 |
グリップ力 | 強くない。 ガイドソールを利用したコロコロ感が本モデルの持ち味。地面を掴んで蹴る走り方ではなく、ソール曲線形状により前に倒れ込むため、倒れる前に足を出して推進するような走り方になる。 また、高耐久のアウトソール材質で有名なAHAR Plusが採用されており、あらゆる路面で使用可能。 |
その他 | とにかく楽に走りたい人にピッタリのシューズ。 ガイドソールテクノロジーを採用したことで実現した「コロコロ感ある走り」は楽しく、効率的な走行を可能としている。 |
いかがでしたでしょうか?
アシックスは1953年から半世紀以上マラソンシューズを作り続けているメーカーです。最大の強みは日本人に合った足型作り。多くのランナーに愛されていることも、高い信頼性の証だと考えられます。
学校で採用されているシューズもアシックスであるケースが多く、日本人向けのシューズ作りにおいては一日の長があります。
買って損はないシューズばかりなので、少しでも気になったシューズがあれば是非試してみて下さいね。
今回は以上です!
コメント