アシックスのロングセラーモデルであるGT-2000シリーズ。
初心者だけでなく、中・上級者にも愛されているモデルです。
前作のGT-2000 9が改良されており、安定感は更にパワーアップしています。
今回はそんな10代目を入手しましたので、実際に走って感じたことを紹介します。
クッション性が高い初心者向けやジョグ用のシューズを探している人がいましたら、是非最後までご覧下さい。
まずは、メリットとデメリットを紹介します。
続いてデメリットはこちらです。
基本スペック
基本スペックは以下の通りです。
製造国 | ベトナム/インドネシア |
素材 | インソール:合成樹脂(ORTHOLITE/取替式) |
サイズ | 24.5,25.0,25.5,26.0,26.5,27.0,27.5,28.0,28.5,29.0,30.0,31.0,32.0 |
幅/ラスト | STANDARD |
アッパー素材 | 合成繊維・合成樹脂 |
アウター素材 | ゴム底 |
外観
上からの見た目
横からの見た目
横からの見た目(反対側)
アッパーの見た目
アッパーにはエンジニアードニットが採用されており、その特性が足のブレ抑制に貢献しています。
かかと部の見た目
シュータンの見た目
シュータンは少し厚めの柔らかい素材です。
アウトソールの見た目
販売価格
14,080円(税込)
Amazonや楽天市場では約10,000円(税込)にて購入可能です。
定価に対して4,000円以上値引きされており、購入しやすい価格帯になってきました。
ただし、最新作であるGT-2000 11が発売された影響を受け、本モデルの在庫数量が減ってきております。
在庫が無いサイズもありますので、そういった場合にはGT-2000 11を確認してみて下さい。
重量
275g(26.5cm)
前作のGT-2000 9よりも10g重くなっています。
ジョグなどゆっくり走るケースにおいては、あまり影響はないものと考えます。
サイズ感
幅はSTANDARDとEXTRA WIDEの2タイプあるため、足の幅が広い人にもおすすめ!
STANDARDタイプはゲルカヤノ28やノヴァブラスト2といったモデルと同じサイズ感です。
もしサイズ感が気になる人はAmazonの「prime try before you buy」で試着することをオススメします。
7日間無料で試着できますので、サイズや色を確認してみたい人は是非試してみて下さい。
フィット感
シュータンがフワフワしているため、足の甲をソフトに包み込んでくれます。
前足部からかかと部にかけて足の裏全体のクッション性が高いため、全体的にソフトな履き心地を実現しています。
アッパーに搭載されているエンジニアードニットの影響もあるのでしょう。走っている最中にシューズ内で足とシューズがガタガタするといったことも発生しません。
耐久性
アウトソールにAHARPLUSが採用されております。
前作のGT-2000 9だけなく、ゲルカヤノ28でも採用されている、アシックスの高耐久モデルで実績のある優れた素材です。
AHARPLUSはアシックスで通常使用されているラバーと比較して、約3倍の耐摩耗性を実現とされており、長持ちすることが期待できます。
ちなみに、私のゲルカヤノ28は900㎞以上走っていますが、現在も問題なく走れています。
気になる人はこちらの記事をご覧下さい。
クッション性
ミッドソールに採用されているFLYTEFOAMとGELテクノロジーにより高いクッション性を実現しています。
GT-2000 9よりも少し柔らかめになっており、接地した瞬間のクッション性はゲルカヤノ28と同等だと感じました。
アシックスのホームページ上にてミッドソールの表面に六角形の溝を配置していると記載があります。
ミッドソールの表面に六角形の溝を配置し、着地時にミッドソールの変形を促すことでクッション性を向上させています。スムーズで安定した走りを体験できます。
引用元:株式会社アシックス
おそらく、上記変更が柔らかなクッション性の実現に貢献したものと考えられます。
反発力
ゲルカヤノ28と同じレベルの反発力を有しています。
FLYTEFOAM Propelがミッドソール前足部に追加されたことにより、優れた反発性を生み出しているのでしょう。
クッション性が柔らかめでありながらも反発力が高いため、足への負担を抑えた上でハードなトレーニングを実施できそうです。
安定感
接地する瞬間に足がグラつくといったことはなく、非常に安定した走行を実現しています。
底面の中足部エリアからシューズ内側にかけて採用されている「LITETRUSS」及び、アッパーのエンジニアードニットが、優れた安定性に貢献しているものと考えられます。
LITETRUSSについては、
シューズの過度なねじれと足の内側への倒れ込みを抑える役割を果たしています。
引用元:株式会社アシックス
と紹介されているGT-2000 10から採用された新技術です。
エンジニアードニットはシューズ内部における足のガタつきを抑えてくれており、LITETRUSSと合わさることで、接地時のグラつきが発生しにくくなっていると想定されます。
走ってみた感想
5分30秒/km~6分/kmでジョグしたところ、高いクッション性と反発力のおかげで、楽に走ることができました。
前作よりも10g増加したとはいえ、反発力が高まっていますので、GT-2000 10の方がより速いスピードで走れそうです。
アウトソールの形状がフラットに近いため、ヒールストライク、ミッドフット等どのような接地でも対応できそうです。
私はミッドフットですが、中足部で接地する際にクッションが働いてくれているため、接地時の負荷が軽くなっているように感じます。
まとめ
メリットとデメリットを再掲致します。
いかがでしたでしょうか?
ペース走やインターバルといったスピードを必要とする練習には向きませんが、ジョグをしたい人にはピッタリのモデル。5分弱/kmでも快適に走れますので、距離走といった少し速めで長い距離を走る練習にも向いてそうです。
長年愛され続けているモデルなので、購入して損することはないでしょう。
ランニング初心者やジョグ用シューズを探している方は一度試してみることをオススメします。
今回は以上です!
その他のシューズと比較検討したい人は以下記事をご覧下さい。
アシックスのランニングシューズの特徴を一覧表でまとめていますので、簡単にチェックできますよ!
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